ノックノック 2.0

趣味をつらつら

クラウドアトラス☆4

人として とある可能性が 色々とあるとして、もし何か、そうでありたいと思うなら、さてどうなるかな、という6つの状況。
どこか東洋的つうか、生まれ変わりとか、前世での行いがとか、なんか仏教ぽく思いつつ
だから理解しやすいのかなぁと思ったり
しかしその視点でもって、とても計算されそれぞれが組み合わさっていて
新しい試みで作られてる
たぶん全部に説明つけれるけど、かなり骨が折れる
視聴時間軸で考えると混乱するので(しかし観てると不思議とつながる。ぼくてきにこの部分がとても新しい)
物語時間軸で、6つを把握すれば(視聴後に)、とてもすっきりすることです。
この映画での柱、というか変化として、音楽、劇中の六重奏と
いわゆるスターシステムとしてみれば、前世での行いが来世に影響していく、そういう柱。

いや〜エージェント・スミスの人はわかりやすい。

これは6つの物語が1つに成り立っています
って時点で、かなり身構えて視聴開始したわけなんですが
視聴後。
「え、やだ、すっごいわかりやすぅい・・・」
特典も全部みましたが(まぁレンタル版の)
かなりすごいことが行われてると推測されます。長い原作を映画の時間尺に、そのうえ映画ならではの”クラウドアトラス”でないといけない、
この映画は越境がテーマらしく、それは6つの物語で語られます。
ていうか6つないと思うんだよな。wikiる。あ6つあるわw

やっぱ運命というか、そういうものってそういうことかね、

でも注意、たぶん、普通には面白くはない、かもしれない。
物語の妙、というか語られるということの意味あいというか
人は繋がって、前にすすむ、そう信じてる、みたいな監督観だと想うので
普通に楽しみたいなら
主人公にのめり込める系の
ダイ・ハードとかのほうがいいだろうと、きっと、
じっさい僕自身、きゃーステキーっとテンション上がる系でなく、ふぇぇな感じのテンション上がり系だったので(なにそれ

あぁ、面接はやはりダメでした(私事)
でそのヤケ映画だったわけですが

劇場公開はもちろん、うどん県では天カスほどの価値も美味しさもないので、とうぜん在りませんが
映画好きうちの係長が、いつものように
「これめっちゃおもろいから!みてん、めっちゃおもろいから!」っていつものように責め立てるので楽しみにしてました。

まあ普通の感想はいいか。
ただ日本のマンガ的というか、あれ
『マトリックス』公開時に
あの首にさしてるの、『攻殻機動隊』だよね、みたいなことですが

アザはジョジョみたいで素敵な見せ方ですし
時系列的に5つ目の、賛美歌を歌いながら大勢で歩いて行くシーンなんかは『火の鳥』のロボの話の大勢で自分から溶鉱炉に歩いて行くシーンと、どこかかぶってて
ていうか係長から概要を聞いていたときに思い当たったのが『火の鳥』でしたが
その類似性について書かれてるものがあるだろうから、と検索かけると、おお書かれてるな。読まないけど。


新しいというか、それはあったものだけど、こうも意識的に配置され、この映画として成り立ってる、
たぶんそれは
転換点みたいなことで
6つのよく似た構成の物語でやっと、実現可能かな、と。
6つとも基本、「現状、事実、改革、希望」みたいな起承転結、爆砕点穴なので。
あるしゅのひとにおすすめ。